住所と本籍の違い~本籍がどこかわからない時の対処法~

さて、今回は「住所」と「本籍」について書いてみたいと思います。

Contents

「住所」とは?

まずは住所からです。

住所とは住民登録をしている場所のことです。

言いかえれば、住民票をおいている場所のことです。

「当たり前じゃん!」

そうです、当たり前のことなんです(笑)

※参考 「居所」とは?

住所は住民登録をしている場所を指すのに対し、居所はその人が一時的に滞在しているような場所のことを指します。

例えば、ある一時期だけ単身赴任をしているサラリーマンなどの滞在している場所などが

居所にあたると思います。

「本籍」とは?

次は本籍です。

住所については、なんとなく分かっている人も多いかと思いますが、

本籍についてしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか?

ずばり、本籍とは戸籍を置いている場所のことです。

この本籍、住所と同じものだと混同されている方が多いのですが、

本籍は住所と別のところに置くことができます。

しかも、本籍を起きたい土地の地番さえ存在すれば、自分が好きなところに置くことができます。



これはなかなか不思議なことです。

原理上は、隣の家の住所と同じ場所に本籍を置くこともできます。

東京ディズニーランドのある「千葉県浦安市舞浜1番地1」に置くことだってできます。

日本で一番地価の高い「東京都中央区銀座4丁目5番」に置くことだってできます。

参考 「戸籍」とは?

住民票が「住所の公証」であるのに対して、戸籍は「身分事項の公証」という表現をします。

身分事項・・・つまり、戸籍はその人が

いつ生まれた?いつ結婚した?いつ子供ができた?いつ死んだ?というようなことを行政が記録する帳簿のようなものです。

詳しくは別の「戸籍」の回でお話しします。

本籍がどこかわからなくなった時の確認方法

一昔前であれば、本籍は運転免許証に書いてありましたが、今は個人情報の取り扱いについて厳しくなったこともあり、記載されなくなりました。

さあ、ここで困ったことに住所と本籍が違っていてどこに本籍を置いたか分からなくなってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

以下は、その時の対処法です。

家族などに聞く

ご両親に聞くなどすると意外と知っていたりしますので、確認してみるようにしましょう。

「本籍」記載の住民票をとる

住民票を置いている(住民登録をしている)市区町村役場で

「本籍」の記載を指定して住民票をとると、そこに自分の本籍がどこなのか載ってきます。

これは最終手段です。住民票1通分の料金がかかってしまいます。

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「住所」と「本籍」の違い

住所と本籍の違いについておわかりいただけたでしょうか?

「住所」は・・・住民登録をしている場所、言いかえれば、住民票を置いている場所のことです。

「本籍」は・・・戸籍を置いている場所です。

是非覚えておいてくださいね。

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