さて、今回は、海外滞在中にパスポートの査証欄(ビザ欄)の余白が無くなってしまった場合の手続を紹介します。
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査証欄増補とは?
パスポートには、渡航先の査証を記載するためのページが下記のとおりあらかじめ用意されています。
しかし、これらのページに余白が無くなると、渡航先国での査証を記載または添付することができなくなっていまいます。
そこで、お手持ちの有効期間中のパスポートへ査証欄を追加する手続をとることができます。
これがパスポートの「増補申請」です。
追加されるページ数
追加されるページ数は5年用でも10年用でも、40ページとされています。
査証欄増補はパスポート1冊につき1回まで
パスポートの「増補申請」は1冊のパスポートの有効期間中に1回までと決まっています。
2回目の「増補申請」をすることはできないので、注意が必要です。
1回目の「増補申請」をしても査証欄が足りなくなってしまった場合には新しいパスポートを作成する手続をすることになります。
査証欄増補の手続方法
さて、ここからはパスポートの「増補」の具体的な手続方法を紹介します。
必要書類
一般旅券査証欄増補申請書 1通
これは、「ダウンロード申請」という申請書ダウンロードサービスを利用しましょう。(海外で申請する場合のみ利用可能!)
WEB上で必要事項を記入し、プリントアウトするタイプの申請書です。
(リンク先 外務省ホームページ「パスポート申請所ダウンロード」http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html)
パスポート
有効期間中の現在使用しているパスポートです。
「増補申請」をすると、このパスポートに新しい査証欄が追加されて戻ってきます。
届出先
海外にある日本大使館・総領事館
(リンク先 外務省ホームページ「在外公館リスト目次」http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html)
手数料
手数料は現地通貨で2,500円に相当する金額です。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、海外でパスポートの査証欄(ビザ欄)を追加する手続を紹介しました。
有効期間中に、何度も複数の国を往き来する場合には査証欄がすぐに一杯になってしまいます。
その場合には、パスポートの「増補申請」を在外公館でしましょう。