さて、今回はパスポートの申請をしたものの、受け取らずにいた場合どうなるかどうか紹介します。
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パスポートの受領可能日
パスポートの申請をすると、引換書(兼受領証)が交付されます。
引換書(兼受領証)には「いつからパスポートの受け取りが可能かを示す受領可能日」の記載があります。
私たちは、この受領可能日以降に本人がパスポートの受け取りに行く必要があります。
パスポートの受け取り
パスポートの受け取りは本人が出頭する必要があります。
また、手続ごとに決められた手数料分の収入印紙・収入証紙、受領者署名のされた引換書(受領証)を持っていく必要があります。
パスポートの受領期限
上記のとおりパスポート引換書(兼受領証)には、その日以降に受取が可能な日付が記載されています。
しかし、受領期限については記載されていない都道府県が多いです。
パスポートの受領期限はパスポートの発行日から6ヶ月間となっています。
受領の督促
6ヶ月を迎えるまでには、各都道府県パスポート窓口から「受領の督促」が通知されます。
督促の方法としては、ハガキや封書にて住所地(あるいは居所)へ督促状を送付する方法や、電話にて督促される場合があります。
パスポートの受領期限が過ぎてしまうと?
パスポートの受領期限である発行日から6ヶ月が経過してしまうと、パスポートは失効してしまいます。(未交付失効)
6ヶ月を少しでも経過してしまうと、例外なく失効となってしまいますので注意が必要です。
申請の際には、出来上がったパスポートを受領する予定がたってからにしましょう。
申請の取下げ
一度してしまったパスポートの申請をやめるためにはパスポート窓口にて「取下届出書」を提出する必要があります。
詳しい手続方法は、パスポートを申請した窓口へ問い合わせてください。
未交付失効後のパスポート再申請
上記のとおり、パスポートを申請しておきながら、受領期限を経過してしまうとパスポートは失効してしまいます。
未交付失効をしてしまうと、次回申請時にパスポート窓口の職員から、前回の申請時になぜパスポートを受領しなかったのか経緯を聞かれます。
また、場合によっては、二度と未交付失効を起こさない旨の誓約書を記入させられる場合もあります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、一度申請したパスポートを受け取らないでいるとどうなるのか紹介しました。
また、どうしても受領できない場合は申請を取り下げることも可能です。
パスポートを申請したら責任をもって受領するようにしましょう。