今回は、住所変更をした場合の電子証明書の更新方法について紹介します。
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住所変更をすると署名用電子証明書は失効する
マイナンバーカード(個人番号カード)に搭載された電子証明書のうち、「署名用電子証明書」については住所変更をすると自動的に失効してしまいます。
住所変更届(転出・転入・転居)を提出する際には注意が必要です。
※「利用者証明用電子証明書」については住所変更があっても失効しません。
転出届と電子証明書
転出届を提出すると、署名用電子証明書は自動失効となってしまいます。
ただし、転出届を提出時には電子証明書に関する手続はありません。
手続が必要になるのは、転入届をする時になります。
転入届・転居届と電子証明書
次に、転入届提出に関連する「署名用電子証明書」に関連する手続を紹介します。
ここでは、転出届をしたときに、自動失効してしまった署名用電子証明書の新規発行する必要があります。
また、転居届(市内での引越)をする場合においても住所の変更にともない署名用電子証明書が自動失効してしまいます。
そのため、転入届と同様に署名用電子証明書の新規発行の手続が必要になります。
転入届・転居届と同時に電子証明書を新規発行する
この場合には、マイナンバーカード(個人番号カード)に新住所を記載してもらう申請と同時に署名用電子証明書の新規発行を申請することができます。
届出できる人
マイナンバーカード所有者本人
※代理人でも手続することができますが、時間と手間がかかりますので本人が窓口へ行くことをおすすめします。
必要なもの
・運用中のマイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳用パスワード(数字4ケタ)+署名用電子証明書用パスワード(英数字6ケタ~16ケタ)
・「個人番号カード券面記載事項変更届 電子証明書新規発行申請書」
これは市区町村窓口に備えてありますので、その場で記入するようにしましょう。
・印鑑
認印で大丈夫です。シャチハタ・ゴム印は控えましょう。
「個人番号カード券面記載事項変更届電子証明書新規発行申請書」記載例
※自治体で独自の様式を採用している場合もあります。
転入届・転居届を提出して後日、電子証明書を新規発行
届出できる人
マイナンバーカード所有者本人
※代理人でも手続することができますが、時間と手間がかかりますので本人が窓口へ行くことをおすすめします。
必要なもの
・運用中のマイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台長用パスワード(数字4ケタ)+署名用電子証明書パスワード(英数字6ケタ~16ケタ)
・「電子証明書新規発行申請書」
これは市区町村窓口に備えてありますので、その場で記入するようにしましょう。
・印鑑
認印で大丈夫です。シャチハタ・ゴム印は控えましょう。
「電子証明書新規発行申請書」記載例
※自治体で独自の様式を採用している場合もあります
まとめ
いかがでしょうか?
引越しをしてしまうと、電子証明書のうち「署名用電子証明書」は自動失効してしまいます。
上記のような方法で失効した電子証明書を新しく発行する手続が必要になります。
是非参考にしてください。