今回は、昨年の「パスポート自由度ランキング2018」に引続き発表された「パスポート自由度ランキング2019」について紹介します。
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「パスポート自由度ランキング」とは?
これは、イギリスのコンサルタント会社であるヘンリー&パートナーズがIATA(国際航空運輸協会)の協力を得て、毎年発表しているものです。
ランキングは「ビザ規制指数」による
ビザ規制指数は、ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能な国の数を1国につき1点で点数化したものです。
そして、その順位がその国の国際的地位が分かる指標として発表しているのです。
ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能となるためには、その国の発展度合、民主化レベル、治安レベル(武力衝突やテロの起こりにくさ)が考慮されるため、「ビザ規制指数」はしばしば、その国の国際的地位が分かる指標として引用されるのです。
パスポート自由度ランキング2019
対象となったのは199ヶ国・地域(国連加盟国193ヶ国+台湾、マカオ、香港、コソボ、パレスチナ、バチカン6地域)のパスポートについて219ヶ国・地域への入国の自由度を調査しています。
6位 アメリカ 184点
ベルギー
カナダ
ギリシャ
アイルランド
7位 チェコ 183点
8位 マルタ 182点
9位 オーストラリア 181点
アイスランド
ニュージーランド
10位 ハンガリー 180点
ラトビア
リトアニア
スロバキア
スロベニア
11位 エストニア 179点
12位 リヒテンシュタイン178点
13位 マレーシア 177点
14位 チリ 176点
15位 モナコ 174点
ポーランド
16位 キプロス 173点
17位 ブラジル 171点
アルゼンチン
18位 ルーマニア 170点
19位 ブルガリア 169点
香港
サンマリノ
20位 アンドラ 168点
クロアチア
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29位 台湾 148点
47位 ロシア 118点
50位 トルコ 110点
67位 中国 74点
96位 北朝鮮 42点
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パスポート自由度ランキング2019 総評
○1位は「日本」と「シンガポール」、「韓国」です。
2019年のランキングでは「韓国」が新たに1位に加わる結果となりました。
日本とシンガポール、韓国はビザ無し入国が認められているのが189国ということで前年度よりも9ヶ国増えたことになります。
○上位には欧州主要国と北欧諸国が並んでいます。
2位「ドイツ」3位「フランス」「デンマーク」「フィンランド」「イタリア」「スウェーデン」4位「ルクセンブルク」「スペイン」5位「オーストリア」「オランダ」「ノルウェー」「ポルトガル」「スイス」「イギリス」となっています。
○「ロシア」が入国可能な国は118国で47位、「中国」が入国可能な国は74国で67位となっています。
○102位から104位までは「パキスタン」「ソマリア」「シリア」「アフガニスタン」「イラク」と前回調査と似たような顔ぶれとなっています。
101位にランクインしたのが「イエメン」、100位「エリトリア」「スーダン」
紛争などが懸念材料となって近年ではランキングの最下位層を占めているようです。
ちなみに、ビザ無しで入国が認められるのはいずれの国も38国以下ということです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「パスポート自由度ランキング2019」について紹介しました。
日本は、180ヶ国でビザ無しで入国か可能ということでシンガポール、韓国に並び見事にランキング1位に輝きました!
どうぞ参考にしてみてください。
ちなみに昨年の「パスポート自由度ランキング2018」は以下の記事で確認することができます。