今回は、昨年の「パスポート自由度ランキング2017」に引続き発表された「パスポート自由度ランキング2018」について紹介します。
Contents
「パスポート自由度ランキング」とは?
これは、イギリスのコンサルタント会社であるヘンリー&パートナーズがIATA(国際航空運輸協会)の協力を得て、毎年発表しているものです。
ランキングは「ビザ規制指数」による
ビザ規制指数は、ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能な国の数を1国につき1点で点数化したものです。
そして、その順位がその国の国際的地位が分かる指標として発表しているのです。
ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能となるためには、その国の発展度合、民主化レベル、治安レベル(武力衝突やテロの起こりにくさ)が考慮されるため、「ビザ規制指数」はしばしば、その国の国際的地位が分かる指標として引用されるのです。
パスポート自由度ランキング2018
対象となったのは199ヶ国・地域(国連加盟国193ヶ国+台湾、マカオ、香港、コソボ、パレスチナ、バチカン6地域)のパスポートについて219ヶ国・地域への入国の自由度を調査しています。
6位 オーストリア 174点
ギリシャ
ベルギー
7位 マルタ 173点
ニュージーランド
チェコ
8位 アイスランド 172点
9位 ハンガリー 171点
10位 ラトビア 170点
11位 リヒテンシュタイン169点
マレーシア
12位 スロバキア 167点
スロベニア
13位 ポーランド 166点
リトアニア
14位 モナコ 165点
エストニア
15位 キプロス 163点
16位 香港 161点
チリ
17位 ブラジル 160点
18位 アルゼンチン 158点
19位 ルーマニア 157点
アンドラ
サンマリノ
20位 クロアチア 156点
ブルガリア
・
・
・
28位 台湾 139点
45位 ロシア 114点
49位 トルコ 110点
74位 中国 64点
95位 北朝鮮 40点
・
・
・
パスポート自由度ランキング2017 総評
○1位は「日本」と「シンガポール」です。
なんと日本がシンガポールと共に初の1位の座に輝きました。
日本とシンガポールはビザ無し入国が認められているのが180国ということです。これはすごいことですね!
○上位には欧州主要国と北欧諸国が並んでいます。
「ドイツ」2位、「フランス」「イタリア」「スペイン」「デンマーク」「フィンランド」「スウェーデン」3位、「ポルトガル」「オーストリア」「イギリス」「ノルウェイー」4位、「スイス」「アイルランド」5位となっています。
○「ロシア」が入国可能な国は114国で45位、「中国」が入国可能な国は64国で74位となっています。
○101位から105位までは前回調査と「シリア」と「パキスタン」が入れ替わっただけで「ソマリア」「パキスタン」「シリア」「イラク」「アフガニスタン」という顔ぶれです。
紛争やテロリズムの懸念からか、近年ではランキングの最下位層を占めているようです。
ちなみに、ビザ無しで入国が認められるのはいずれの国も32国以下ということです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「パスポート自由度ランキング2018」について紹介しました。
日本は、180ヶ国でビザ無しで入国か可能ということでシンガポールに並び見事にランキング1位に輝きました!
どうぞ参考にしてみてください。
ちなみに昨年の「パスポート自由度ランキング2017」は以下の記事で確認することができます。