さて、今回はパスポートの手続関連のトピックを離れて、「パスポート自由度ランキング」について紹介します。
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「パスポート自由度ランキング」とは?
これは、イギリスのコンサルタント会社であるヘンリー&パートナーズがIATA(国際航空運輸協会)の協力を得て、毎年発表しているものです。
ランキングは「ビザ規制指数」による
ビザ規制指数は、ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能な国の数を1国につき1点で点数化したものです。
そして、その順位がその国の国際的地位が分かる指標として発表しているのです。
ノービザ(査証免除待遇)での入国が可能となるためには、その国の発展度合、民主化レベル、治安レベル(武力衝突やテロの起こりにくさ)が考慮されるため、「ビザ規制指数」はしばしば、その国の国際的地位が分かる指標として引用されるのです。
パスポート自由度ランキング2016
対象となったのは199ヶ国・地域のパスポートについて219ヶ国・地域への入国の自由度を調査しています。
6位 カナダ 171点
ギリシャ
ポルトガル
スイス
7位 オーストラリア 170点
韓国
8位 アイスランド
9位 チェコ 168点
10位 ハンガリー 167点
マルタ
11位 リトアニア 166点
12位 ラトビア 165点
リヒテンシュタイン
スロバキア
スロベニア
13位 エストニア 164点
マレーシア
14位 ポーランド 162点
15位 モナコ 160点
16位 キプロス 158点
17位 チリ 157点
18位 ブラジル 156点
19位 アンドラ 155点
サンマリノ
20位 アルゼンチン 154点
ブルガリア
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パスポート自由度ランキング2016 総評
○1位はここ4年連続して「ドイツ」です。
ドイツはビザ無し入国が認められているのが176国ということです。これはすごいことですね!
○我らが「日本」は5位です。
ビザ無し入国が可能なのは172国ということです。
○「米国」は3位となっていますが、トランプ政権になってから自由な入出国を制限する動きが見受けられます。
その動きがどのようにこのランキングに作用するのか、来年以降注視していきたいですね。
○100位から103位までは「ソマリア」「シリア」「パキスタン」「イラク」といつもの顔ぶれです。
紛争やテロリズムの懸念からか、近年ではランキングの最下位層を占めているようです。
ちなみに、ビザ無しで入国が認められるのはいずれの国も30国以下ということです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「パスポート自由度ランキング2016」について紹介しました。
日本は、175ヶ国でビザ無しで入国か可能ということで5位にランク付けされています。
どうぞ参考にしてみてください。