子どもの住所を調べる方法

さて、今回は行方知れずとなってしまった子どもの住所を調べる方法を紹介します。

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子どもが行方知れずに・・・

子どもが行方知れずになってしまうケースは多々あります。

  • 離婚後に子どもの離ればなれになってしまった
  • 子どもが家出したっきり離ればなれになってしまった

そのような場合には子どもの住所を調べる方法があります。

子どもの住所を調べる方法

子どもの住所を調べるためには以下のような方法があります。

住民票(除票)

これは、住所の公的証明書である住民票から子どもの住所を確認する方法です。

まず最初に思いつく方法ではないでしょうか?

しかし、この方法は子どもが未成年者の場合に有効な方法と言えます。成人している場合は住民票の取得を断られてしまいます。

詳しくは次項で紹介します。

戸籍の附票

これは、市区町村役場で身分事項の公的証明書である戸籍とセットで作成されている証明書です。

戸籍の附票には、お子さんの住所の履歴が載っているので、住民票から住所を見つけるよりも簡単に住所を見つけることができる場合もあります。

しかし、お子さんが本籍地を移動している場合には調べるのに手間がかかります。

詳しくは次項で紹介します。

住民票(除票)から子どもの住所を調べる方法

以下が、住民票(除票)から子どもの住所を調べるステップです。

①住民票(除票)を取得する

あなたとお子さんが、かつて同じ世帯であったのであれば、住民票を取得することができます。

子どもが市区町村内で住民票を移動していた場合

この場合は、お子さんの住所の履歴が住民票に漏れなく記載されています。

子どもが市区町村外へ住民票を移動していた場合

この場合は、住民票の除票というものを取得することができます。この除票にはお子さんが市区町村外のどこへ引越したかが記載されています。⇒②

②引越し先の市区町村役場で住民票を取得する

子どもが引越し先の市区町村内に留まっていた場合

この場合は、子どもの現住所が住民票に記載されています。

子どもが市区町村外へ住民票を移動していた場合

この場合は、再び移動先の市区町村役場で子どもの住民票を取得することになります。そして、現住所を確認できる住民票にたどり着くまで同じことを繰り返します。

子どもの住民票でも取得できない場合がある!

以下の場合はいくら親でも子どもの住民票を取得できません。要注意です!

子どもが成人している場合
子どもが「住民基本台帳事務における支援措置」を受けている場合
子どもが住民票を置いたまま行方知れずになってしまった場合
子どもの住民票の取得に必要なもの
  • 申請者の本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
  • 戸籍謄本など(自分と子どもが親子関係であることがわかるもの)
  • 手数料(市区町村によって異なります。)
  • 印鑑

戸籍の附票から子どもの住所を調べる方法

以下が、戸籍の附票から子どもの住所を調べるステップです。

①本籍地で子どもの戸籍の附票を取得する

本籍地が変わらずそこにあった場合

この場合は、そこで戸籍の附票を取得することができ、子どもの住所を確認することができます。

本籍地が変更されていた場合

お子さんが結婚や離婚、転籍などにより本籍地を変更していた場合には戸籍の附票で現在の住所を確認することはできません。
この場合は、お子さんの戸籍謄本(抄本)を取り、変更後の本籍地を確認しておきます。⇒②

②変更後の本籍地市区町村で戸籍の附票を取得する

変更後の本籍地である市区町村へ戸籍の附票を取りに行きます。

本籍地が変わらずそこにあった場合

この場合は、そこで戸籍の附票を取得することができ、子どもの住所を確認することができます。

本籍地が変更されていた場合

この場合は、お子さんの戸籍謄本(抄本)を取り、変更後の本籍地を確認しておき、再び変更後の本籍地である市区町村へ戸籍の附票を取りに行きます。その繰り返しでお子さんの住所を探していきます。

「戸籍の附票」の例

子どもの戸籍の附票でも取得できない場合がある!

基本的には、親であれば子どもの成人・未成年を問わず戸籍の附票は取得することができます。

しかし、以下のような場合には取得できない場合もあります。

子どもが「住民基本台帳事務における支援措置」を受けている場合
子どもが住民票を置いたまま行方知れずになってしまった場合

戸籍の附票の取得に必要なもの
  • 申請者の本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
  • 手数料(市区町村により異なります。)
  • 印鑑

※市区町村の窓口では、「本籍地」を記載します。本籍地がわかるようにしておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、子どもの住所を親が調べる方法を紹介しました。

どうぞ参考にしてください。

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