住民票には世帯一部と世帯全員という分け方があります。
役所の窓口で住民票を申請しようとすると、申請書に「世帯全員」と「世帯一部」という項目があります。
ん?なんだこれ??
ということで、今日は「世帯全員」の住民票と「世帯一部」の住民票について解説します。
Contents
前提
住民票は世帯ごとに作られています。
【「世帯主」、「妻」、「子」】という感じです。
また、住民票は世帯のうち3人全員載ったものをとることもできるし、世帯のうち1人しか載っていないものをとることもできます。
このように、必要に応じて住民票に載せる世帯員と、住民票に載せない世帯員を選ぶことができるのです。
世帯全員の住民票
「世帯全員」は読んで字のごとく世帯全員分の住民票です。
①ここに、「世帯主」、「妻」、「子」、「子」4人の世帯があるとします。
世帯全員は「世帯主」、「妻」、「子」、「子」4人全員が乗った住民票のことです。
②アパートなんかで「世帯主」1人しかいない世帯は、
「世帯主」だけの住民票でも世帯全員の住民票です。
例①の住民票
「世帯全員」の住民票の場合、住民票の一番下に
「この写しは、世帯全員の住民票の原本と相違ないことを署名する。
平成28年10月20日 ○○市長 住川 民子 印」
といった文言が印字されます。
世帯一部の住民票
これも「世帯一部」は読んで字のごとく世帯の一部の人の住民票です。
とっても簡単ですね。
「世帯全員」の住民票の時と同じです。ここに、「世帯主」、「妻」、「子」の3人世帯があるとします。
世帯一部の住民票は
「世帯主」だけの住民票。
「妻」だけの住民票。
「子」だけの住民票。
「世帯主」と「妻」の住民票。
「世帯主」と「子」の住民票。
「妻」と「子」の住民票。
以上のような組み合わせが「世帯一部」の住民票です。
「世帯一部」の住民票の場合、住民票の一番下に
「この写しは、住民票の原本と相違ないことを証明する。
平成28年10月20日 ○○区長 住田 民男 印」
といった文言が印字されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
住民票を役所にとりにいく時は、「世帯全員」の住民票が必要なのか、「世帯一部」の住民票が必要なのかシッカリ確認してからにしましょう。