さて、今回は問合せから質問のあった住民票コードやマイナンバーを忘れてしまった時の対処方法を紹介します。
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住民票コードとは?
住民票コードは国民1人1人に割り当てられた固有の番号です。平成14年ごろから順次付番されました。(一部の地方自治体を除く)
マイナンバーが付番された現在でも主に年金手続などで必要となる現在も有効な番号です。
さて、この住民票コードを確認するためにはどうしたら良いのでしょうか?
住民票コードの確認方法
その1:付番当時(平成14年)のハガキを確認する
この住民票コードは付番された当時は住民票の世帯ごとにハガキで送られました。
一枚のハガキに、お父さん、お母さん、子どもみんなの住民票コードの一覧が書かれているものです。
自分の住民票コードを確認するためには、このハガキを見ればいいことになります。
その2:住民票を取得して確認する
住民票コードを確認するもう一つの方法が、住民票コード記載の住民票を取得することです。
住民票1通分の費用はかかってしまいますが、住民票コードお知らせのハガキを探すより手っ取り早いかもしれません。
注意点
※1住民票コードは通常は個人情報保護の観点から住民票に記載しない項目なので、住民票を取得する際には必ず役所役場の職員に「住民票コード記載の住民票をください!」と伝えてください。
※2住民票コード記載の住民票は本人と同一世帯の世帯員にしか取得できません。
また、住民票コード記載の住民票は委任状を用いた代理手続きでは即日交付されません。(後日郵送で委任者宛てに届きます。)
マイナンバー(個人番号)とは?
つづいてマイナンバーについてです。
マイナンバーは平成27年に国民1人1人に割り当てられた12ケタの番号です。
マイナンバーについてはご存じの方も多いでしょうが、雇用者や金融機関に届出たり、確定申告の際に必要になったりします。
さて、このマイナンバーを忘れてしまったときはどう対処したら良いのでしょうか?
マイナンバー(個人番号)の確認方法
その1:マイナンバー(個人番号)通知カードを確認する
マイナンバーは平成27年10月より順次、個人番号通知カードという紙製の薄緑色をしたものが住民票上の世帯ごとに届けられました。(封筒は白です。)
この通知カードに、マイナンバーが記載されているので、それを確認すれば良いことになります。
ただし、プラスチック製のマイナンバー(個人番号)カードを作った人はそれを見て確認します。
通知カードの見本
マイナンバーカード(個人番号カード)見本
これは申請した人のみが上記「通知カード」と交換に貰えるものです。
裏面にマイナンバーが記載されています。
その2:住民票を取得して確認する
マイナンバー記載の住民票を取得するのがもう一つの方法です。
ただし、住民票コードの場合と同様に以下のことに注意しましょう。
注意点
※1マイナンバーは通常は個人情報保護の観点から住民票に記載しない項目なので、住民票を取得する際には必ず役所役場の職員に「マイナンバー記載の住民票をください!」と伝えてください。
※2マイナンバー記載の住民票は本人と同一世帯の世帯員にしか取得できません。また、マイナンバー記載の住民票は委任状を用いた代理手続きでは即日交付されません。(後日郵送で委任者宛てに届きます。)
その3:マイナンバー(個人番号)通知カードを再交付してもらう
最後は、マイナンバーの通知カードを再交付してもらう方法です。
ただしこれはかなりの日数を必要としますので、急いでいる場合には上記の「その1」「その2」で対処してください。
マイナンバー通知カード再交付の流れ
市区町村窓口に「通知カード紛失届」と「通知カード再交付申請書」を記載し提出する。
↓
しばらくすると国(地方公共団体情報システム機構)から郵送で新しいマイナンバー(個人番号)通知カードが届く。
注意点
※1紛失届や再交付申請書を提出する際には、盗難・紛失の場合には警察へ予め届出る必要があります。
これが面倒なんです・・・。
※2再交付には手数料がかかります。平均して500円ですが、お住まいの市区町村によって異なります。
※3紛失届や再交付申請書は原則として本人が運転免許証やパスポートなどを持って行います。代理人が手続きする場合には委任状と代理人の本人確認書類が別途必要です。
まとめ
いかがでしょうか?
住民票コードやマイナンバーを忘れてしまった場合には今回紹介した確認方法を試してみてください。