さて、今回は東京都内市区町村の住民票の値段に着目してみたいと思います。
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住民票の発行手数料
住民票の手数料は、各自治体により異なります。
これは、手数料が、各自治体の市区町村議会によって議決された条例で定められてるためです。
全国で統一された法律ではなく、言わばローカルルールである条例が根拠となるゆえに手数料は自治体により異なるのです。
手数料条例
各市区町村は「手数料条例」という条例で、証明発行手数料や犬の登録手数料、建築物の確認手数料に致るまで全ての手数料を規定しています。
自分が住んでいる市区町村の手数料条例は各市区町村公式ホームページの「条例・規則」や「例規集」というリンクから確認することができます。
東京都内市区町村の住民票の手数料ランキング
ここでは、東京都内の62市区町村の住民票の値段(窓口での交付)をランキング形式で安い順に紹介します。(平成29年9月現在)
1番手数料が安い自治体では1通200円で発行しているようです。
以下の市町村の住民票発行手数料は安い部類にカテゴライズされます。
立川市、昭島市、調布市、日野市、国立市、東久留米市、稲城市、羽村市、あきる野市、日の出町、奥多摩町、檜原村、三宅村、御蔵島村
最安値である1通200円に次ぐ、1通250円で発行している自治体は以下の3市村です。
府中市、小平市、利島村
1通300円である市区町村は以下のとおりです。1通300円というのが全国的に見ても住民票の平均的な手数料のようです。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、町田市、小金井市、東村山市、国分寺市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、武蔵村山市、多摩市、西東京市、瑞穂町、大島町、新島村、神津島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
東京都内で1番住民票の手数料が高い自治体は豊島区でした。
豊島区
コンビニ交付や自動交付機を利用しよう!
多くの自治体ではコンビニ交付や自動交付機を利用することで住民票の手数料が窓口申請より割安になる場合があります。
コンビニ交付を利用すれば行政機関へ申請に行く手間も省ける上に、証明書発行手数料まで割引きされることがあります。
東京都におけるコンビニ交付・自動交付機利用による割引適用後の住民票発行手数料ランキング(島しょ部除く)
※千代田区、日の出町、奥多摩町、檜原村は「コンビニ交付・自動交付機」未導入
足立区
足立区はコンビニ交付を利用することで、1通あたりの住民票発行手数料が半額になります。(窓口発行300円⇒コンビニ交付150円)
板橋区、葛飾区、北区、江東区、品川区、杉並区、墨田区、世田谷区、中野区、練馬区、港区、目黒区、新宿区、東大和市、立川市、武蔵野市、三鷹市、昭島市、小金井市、日野市、国分寺市、国立市、狛江市、東久留米市、稲城市、西東京市、青梅市、調布市、小平市、羽村市
上記の区市は1通あたりの住民票発行手数料が約3割引きになります。(窓口発行300円⇒コンビニ交付・自動交付機200円)
※小平市は2割引き(窓口発行250円⇒自動交付機200円)
※立川市、昭島市、日野市、国立市、東久留米市、稲城市、調布市、羽村市は割引きナシ(もともと200円)
大田区、渋谷区、台東区、府中市
上記のうち3区は1通あたりの住民票発行手数料が約2割引きになります。(窓口発行300円⇒コンビニ交付250円)
※府中市は割引きナシ(もともと250円)
豊島区、荒川区、江戸川区、中央区、文京区、町田市、清瀬市、武蔵村山市、多摩市、八王子市、瑞穂町
豊島区は1通あたりの住民票発行手数料が2.5割引きになります。
※豊島区以外はコンビニ交付を利用しても割引きされることは無いようです。
まとめ
いがかでしょうか?
今回は東京都内市区町村の住民票発行手数料をランキング形式で紹介しました。
皆さんがお住まいの市区町村の手数料は近隣と比較していかがだったでしょうか?
どうぞ参考にしてください。