さて、今回は栃木県内市町村の住民票の値段に着目してみたいと思います。
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住民票の発行手数料
住民票の手数料は、各自治体により異なります。
これは、手数料が、各自治体の市町村議会によって議決された条例で定められてるためです。
全国で統一された法律ではなく、言わばローカルルールである条例が根拠となるゆえに手数料は自治体により異なるのです。
手数料条例
各市町村は「手数料条例」という条例で、証明発行手数料や犬の登録手数料、建築物の確認手数料に致るまで全ての手数料を規定しています。
自分が住んでいる市町村の手数料条例は各市町村公式ホームページの「条例・規則」や「例規集」というリンクから確認することができます。
栃木県内市町村の住民票の手数料ランキング
ここでは、栃木県内の25市町の住民票の値段(窓口での交付)をランキング形式で安い順に紹介します。(平成29年12月現在)
1番手数料が安い自治体は下記の自治体で、1通200円で交付しているようです。
栃木市、佐野市、鹿沼市、日光市、小山市、真岡市、大田原市、矢板市、那須烏山市、上三川町、益子町、市貝町(2人目以降、1人につき+50円)、壬生町、野木町、塩谷町、高根沢町、那須町、那珂川町
全国平均が300円であることからすると、住民票交付手数料は割安ということになります。
2番目に安い手数料である1通300円で住民票を交付しているのは下記の自治体です。
ちなみに、1通300円はだいたい全国の平均値です。
宇都宮市、足利市、那須塩原市、下野市、茂木町(2人目以降、1人につき+50円)、芳賀町
ただし、上記の自治体でもコンビニ交付を利用した場合は手数料が軽減されているところがほとんどです。(下記参照)
下記の自治体では1通350円で住民票を交付しています。
さくら市(※平成30年4月より)
住民票交付手数料、1通あたり350円は栃木県内では高いグループに分類されます。
コンビニ交付や自動交付機を利用しよう!
多くの自治体ではコンビニ交付や自動交付機を利用することで住民票の手数料が窓口申請より割安になる場合があります。
コンビニ交付を利用すれば行政機関へ申請に行く手間も省ける上に、証明書発行手数料まで割引きされることがあります。
コンビニ交付・自動交付機利用で住民票交付手数料が安くなる市町村
以下の市町ではコンビニ交付・自動交付機を利用することで住民票交付手数料が安くなります。
また、印鑑登録証明書などの交付手数料も割引きされるので利用するとお得です。
①宇都宮市、那須塩原市、下野市
窓口交付300円 ⇒ コンビニ交付200円
※印鑑登録証明書の交付手数料も同上
◎上記各市では、交付手数料が100円も割引きとなっており、お得感がありますね!
②足利市、芳賀町
窓口交付300円 ⇒ コンビニ交付250円
※印鑑登録証明書の交付手数料も同上
◎上記各市町でも、コンビニ交付を利用することで50円割引きとなります。
③さくら市(平成30年4月より)
窓口交付350円 ⇒ コンビニ交付300円
※印鑑登録証明書の交付手数料も同上
さくら市では平成30年4月1日より手数料が改定されます。
住民票・印鑑登録証明書)300円 ⇒ 350円
ただし、コンビニ交付を利用することで従来どおり1通300円で交付を受けることができます。
まとめ
いがかでしょうか?
今回は栃木県内市町村の住民票発行手数料をランキング形式で紹介しました。
皆さんがお住まいの市区町村の手数料は近隣と比較していかがだったでしょうか?
どうぞ参考にしてください。